つまようじ法
つまようじ法とは
つまようじ法は歯周病予防の研究から生まれた歯磨き法です。
歯周病予防には歯垢の除去だけではなく、歯ぐきを丈夫にすることも大切です。
つまようじ法はつまようじを使うように歯と歯の間を磨くため、歯間の歯ぐきをマッサージでき、歯ぐきを強くすることができます。
つまようじ法で期待できる効果
つまようじ法の磨き方
歯の表側
- ・歯ブラシの毛先を上の歯は下に、下の歯は上に向け、歯と歯ぐきの境目に当てます。
- ・毛先を歯の先端に方向に滑るように動かします。
- ・毛先が歯間に入ったら、元の位置まで戻します。
- ・この動きを一ヶ所につき10回ほど繰り返します。
歯の裏側
- ・歯ブラシの先端を使って歯間をつつくように一ヶ所につき10回ほど出し入れを繰り返します。
- ・このとき歯間の大きさに合った毛の量が入っていきます。
奥歯
- ・歯ブラシの毛先を、上の歯はやや下向きの直角で、下の歯はやや上向きの直角で、歯間に当てます。
- ・歯間に毛先を入れて、マッサージするように出し入れを繰り返します。
歯の表面や噛み合わせの部分はつまようじ法以外の磨き方で磨きます。
一日一回以上、7-8分つまようじ法で丁寧に磨くことが奨励されています。
フッ素入りの歯磨き剤も使うと虫歯予防になります。
- ※つまようじ法を行うと歯ぐきからかなり出血することがありますが、マッサージ効果により歯ぐきが強くなるため、出血は通常1〜2週間で止まります。
- ※歯ぐきが引き締まってくるため、一時的に歯ぐきが下がったように感じる場合があります。
- ※つまようじ法を続け、症状が悪化したと感じられる場合は歯科医師にご相談ください。
【つまようじ法専用】V7(ブイセブン)歯ブラシ
V7歯ブラシはつまようじ法専用の歯ブラシです。
今まで通常の歯ブラシでは磨けていなかった歯と歯の間にも毛先が入りやすく、歯ブラシと歯間ブラシの両方の機能を持っています。
当院でもV7歯ブラシの取り扱いがございます。
歯周病が気になる方や矯正中で通常の歯ブラシでは磨きにくい方、口臭が気になる方には特におすすめです。